クラブからも慰留されたが...FC東京のディエゴ・オリヴェイラが今季限りでの現役引退を発表「この決断は正しかったと感じています」
今季はここまで30試合6得点
FC東京は11月28日、FWディエゴ・オリヴェイラの今季限りでの現役引退を発表した。 【画像】青赤の男たちを熱烈応援!日産スタジアムに集結したFC東京サポーターを特集! ブラジル出身のD・オリヴェイラは、母国やカタール、韓国のクラブを経て、2016年に柏レイソルに加入。その後、18年からはFC東京でプレーしている。今季はここまで30試合6得点、通算ではJ1で278試合91得点を記録している。 そんな34歳は、クラブの公式サイトで以下の通りコメントした。 「今シーズンをもって引退することを決断しました。この決断は、自分のなかでも何度も考え、戸惑いもあり非常に難しいものでした。クラブからも慰留していただき、来シーズンも一緒に戦おうという声をかけてもらいました。ただ自分自身で考えたことも含めて、家族と色々な話をして決めましたので、この決断は正しかったと自分のなかで感じています。 日本に来て、柏レイソルでプレーをさせていただき、東京に来ました。そして本当にたくさんのみなさまにお世話になりました。 いつもみなさんは自分に温かく接してくれて、どんな時もリスペクトをしてくれたことに感謝しています。チーム関係者のみなさん、監督、選手、スタッフ、そしてファン・サポーターのみなさん、本当にありがとうございました。 色々なことを学び、成長できたことはみなさんのお陰です。 残念ながら引退はしますが、この大好きなクラブで引退できるということは、自分自身とても幸せなことだと思っています。 私の人生において忘れることのできない経験、そしてチームだと思っています。 まだ2試合あります。短い時間になってしまいますが、自分も悔いのないように精一杯試合に臨んでいきたいと思っていますし、この2試合でファン・サポーターのみなさんにたくさんの喜びやエネルギーを伝えられるように頑張りますので、引き続きよろしくお願いします」 今季は残り2試合。8位のFC東京は、30日にジュビロ磐田、12月8日にセレッソ大阪と対戦する。D・オリヴェイラは有終の美を飾れるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部