「唯一の救いは結果。期待されたユヴェントスはまだ見えない」OBが古巣に辛辣…
ユヴェントスのOBであるアレッシオ・タッキナルディ氏が、イタリアメディア『メディアセット』の番組「プレシング」に出演した際、古巣に厳しい見解を示した。 チアゴ・モッタ監督率いるユヴェントスは、22日にモンツァと対戦して2-1で勝利。リーグ戦5試合ぶりとなる白星を挙げて首位アタランタと9ポイント差の6位をキープ、今季の無敗記録を維持した。しかし、OBのタッキナルディ氏は古巣の内容面に不満を示している。 「笑顔になれる理由は、勝てたからだけだと思う。ユヴェントスは依然としてプレーに苦戦している。ユーヴェはホームでヴェネツィアと引き分けていて、困難の時期にあったため、何が何でも勝たなければならなかった。コッパ・イタリアのカリアリ戦ではわずかに目覚めたようだったが、モンツァ戦のクオリティやインテンシティには満足できない。レベルを上げなければならない」 「唯一の救いは結果だけだ。しかしチアゴ・モッタの仕事は、まだ大きな萌芽期にある。これから1月まで極めて厳しい試合が待っている。そして彼の仕事を判断するまでの時間は尽きるだろう。期待されていたユーヴェの姿はまだ見えない。毎週のように同じことを繰り返し言っているような気がする。困惑するような失点をしているが、もっとはるかに良いプレーができるはずだろう」 そしてタッキナルディ氏は、夏の移籍市場で加わった新戦力についても言及。ニコ・ゴンサレスやフランシスコ・コンセイソンについては「非常に気に入った」と評価した一方、アタランタから加わったトゥーン・コープマイネルスには苦言を呈した。 「モッタは彼をあまりトップ下の選手として見ていないのだろう。ボランチでプレーするのはこれで(カリアリ戦に続いて)2度目だ。アタランタのモデルは、ベルガモ以外では通用しないということだ」