島袋 将、逆転勝ちで2年連続8強入り 兵庫ノア・チャレンジャー<男子テニス>
兵庫ノア・チャレンジャー
男子テニスの兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、室内ハード、ATPチャレンジャー)は13日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク177位の島袋将が同178位のリー・トゥ(オーストラリア)を4-6, 6-2, 6-2の逆転で破り、2年連続のベスト8進出を果たした。 【ダニエル 太郎、綿貫 陽介、島袋 将ら 兵庫ノア・チャレンジャー組合せ】 昨年の同大会で準優勝を果たしている27歳の島袋は、1回戦で第8シードのウォン・コールマン(香港)を下しての勝ち上がり。一方のリーは望月慎太郎に勝利し2回戦へ駒を進めている。この試合で両者は初の顔合わせとなった。 2回戦の第1セット、両者キープが続き4-5となった第10ゲームで島袋はこの試合初のブレークを許し、第1セットを落とす。 続く第2セットでは島袋は1度ブレークを許すものの、ファーストサービスが入った時のポイント獲得率が23パーセントとサービスが安定しないリーに対し、3度のブレークに成功して第2セットをものにする。 迎えたファイナルセット、第2セットに続きサービスが不調のリーに対して3度のブレークに成功した島袋。サービスゲームでは、ファーストサービスが入った時のポイント獲得率が100パーセントを記録するなど圧巻のサービスゲームを披露し、1度もブレークを許さず、逆転で勝利をおさめた。 勝利した島袋は準々決勝で第1シードのブー・ユンチャオケテ(中国)と世界ランク197位のJ・ロディオノフ(オーストリア)の勝者と対戦する。