住宅に押し入り現金を奪った罪 電気工の男に懲役4年の判決 岡山地裁
KSB瀬戸内海放送
2023年11月に岡山県玉野市の住宅に押し入り現金を奪った罪に問われた男に、岡山地方裁判所は14日、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
判決によりますと、岡山県和気町の電気工、松本崇央被告(33)は、2023年11月、玉野市の住宅に押し入り、この家に住む夫婦に包丁のようなものを見せて「金を出せ」などと脅し、現金約5万8000円を奪いました。 4月30日に開かれた初公判で、男は「間違いありません」と起訴内容を認め、検察側は「ギャンブルで金がなくなったため計画的に犯行に至った」などとして懲役6年を求刑。弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。 14日の判決公判で、岡山地裁の村川主和裁判官は「危険な犯行で被害額は小さくない。事実を認め反省の態度を示していることなどを考慮しても、実刑はやむを得ない」として懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
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