京都府警の20代巡査、マリーナからガソリン携行缶持ち去る「自分のと間違えた」 窃盗疑いで懲戒処分
大阪府内でガソリン携行缶を盗んだとして、大阪府警が窃盗の疑いで、京都府警川端署の20代男性巡査を書類送検していたことが、7日分かった。京都府警は10月24日付で減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にし、巡査は同日付で辞職した。 【写真】男性巡査が勤務していた京都府警川端署 京都府警によると、巡査は7月下旬、大阪府内の港湾施設(マリーナ)で軽油入りのガソリン携行缶(時価約6千円相当)を盗んだという。携行缶の所有者から大阪府警に被害届が出されており、大阪府警が9月18日付で窃盗容疑で大阪地検に書類送検していた。 京都府警監察官室の聞き取りに対して巡査は「自分の携行缶と間違えて持ち帰ってしまった」と説明したという。同室によると、巡査は預けていた荷物を持ち帰るため、港湾施設を訪れていた。同室は「職員に対する指導および人事管理を徹底し、再発防止に努めたい」としている。