歴史は繰り返す。メーガン妃とウォリス・シンプソンの人生を徹底比較
きょうだい仲を悪くさせた
幼い頃には口論することもあったが、成人してからは良好な関係を築いていたと言われているエドワード8世と弟ジョージ6世。 しかし1936年、エドワード8世がアメリカ人で離婚歴のあるウォリス・シンプソンと結婚するために、即位からわずか11カ月で退位するという決断をしたことで、2人の仲は決裂。王室作家アレクサンダー・ラーマンによると、信頼していた兄の勝手な行動はジョージ6世にとって「個人的な裏切り」とみなされていたという。 エドワード8世の退位後、2人が会ったのは数回だけであり、1949年にジョージ国王がウォリスに「殿下」の称号を与えることを拒否したことで、関係は完全に破綻したと言われている。
こちらも、もはや修復不可能か?!と言われるほど兄弟仲がこじれてしまっているウィリアム皇太子とヘンリー王子。 母ダイアナ妃が亡くなった後は、2人でトラウマを乗り越え、ウィリアム皇太子の妻キャサリン妃も交えて、3人でメンタルヘルスの啓蒙活動などを積極的に行っていたが、メーガンがやってきてからは明らかに不穏なムードに。初めは一緒だった事務所を分け、慈善事業も分割。サセックス公爵夫妻が王室を離脱してからは、(すくなくとも表向きには)絶縁状態が続いている。 ウィリアム皇太子夫妻側はノーコメントを貫いているが、ヘンリー王子は自身の回顧録『スペア』や、2021年のオプラインタビューをはじめ、さまざまな場面でウィリアム皇太子やキャサリン妃がメーガンを侮辱し、一貫して冷たく当たってきたと主張。それがきっかけで確執を抱えていることを認めている。