ビジネスマナー違反のクールビズで一発退場!あなたのビジネスソックスは大丈夫?
いよいよ夏本番! クールビズス解禁で、足元も涼やかに……
クールビズだからソックスもカジュアルで良いんじゃい!などと思っている方、ちょっと待ってください。 オジサン、足首見せてイケオジ気取りですか!今さら聞けない「クールビズ」の基本3原則 そのソックス、ビジネスマナー違反かもしれないです。 丈、色、素材、ブランド……あなたは大丈夫ですか? ということで今回は、ビジネススタイルのソックス選びにおけるNG集、そして正解例をご紹介します。
一発退場靴下(1)くるぶしの見えるソックス
クールビズということで、足首を快適にしたい! とくるぶし丈のソックスをスーツスタイルに合わせたりしていませんか。
または、インヴィジブル・ソックスなんかもありますよね。履いているけど、一見素足のように見せることで足元をすっきりさせてくれる、休日コーデの味方です。 ビジネスシーンにおいては、どちらもアウトです。 革靴とパンツの間の素肌を見せてはいけないのがマナ―。暑ければ、長さではなく素材を意識しましょう。綿やウールなど薄手のもの、あるいは通気性の点から選んでみても良いかもしれません。
一発退場靴下(2)スポーツソックス
スポーツソックスをスーツスタイルに合わせる方も一定数いらっしゃると思います。
こちらもNGです。 そもそもスーツ向けの薄手の靴下を履いて正しいフィッティングを行って選んだ革靴であれば、厚手のスポーツソックスを合わせても、サイズが合わないはずです。足や靴に負荷をかけないためにも、そして品位を守るためにも、野暮ったいスポーツソックスはやめましょう。
一発退場靴下(3)白色
足首から素肌が覗くのもドン引きものですが、かといって真っ白な靴下も悪い意味で目を引きます。
ソックスというのは基本的に、スーツスタイルにおいて目立たせるべきアイテムではありません。オシャレ上級者があえて抜け感を出すために目立たせることはありますが、かなりのファッションセンスがない限りは失敗します。少なくともビジネスマンのするべきスタイルではないでしょう。
正解はスーツに合う色×薄手×長め
色をスーツに合わせるべきか、靴に合わせるべきか。
迷えば面積の大きいスーツに合わせましょう。ネイビーあたりを選べば無難な仕上がりになります。ただし、素材などに一癖ある靴であれば、靴に合うソックスを選ぶことで、靴を活かした着こなしに仕上がります。 素材に関しては、先ほども書いたように、綿やウールなどの薄手のものがベスト。 丈に関しては、素肌が見えないまでもずり落ちていたり、あるいは足首のあたりで生地が寄って膨らんでいたら格好がつきません。長めの靴下で足全体をしっかりとホールドすることで、ずり落ちを防ぐことができます。 いかがでしたか? ビジネスシーンにおけるソックスのマナーをちゃんと守って、クールビズを楽しみましょうね。 TEXT:FORZA STYLE Photo:GettyImages