ENEOS大久保秀昭監督が12月1日付で退任、チームディレクターに 新監督は宮沢健太郎氏
社会人野球のENEOSは25日、大久保秀昭監督(55)が12月1日付で退任し、宮沢健太郎氏(44=現ENEOSヘッドコーチ)が新監督に就任すると発表した。 近鉄でプレー経験もある大久保監督は、06~14年ならびに20~24年の計14シーズン、ENEOSの監督を務めた。社会人野球チームの監督としては歴代最多となる4度の都市対抗野球優勝を果たし、個人では初の2度の小野賞を受賞するなど、多大な実績を残してきた。 今後はチームディレクターとして携わる予定で、同社を通じて「22年の都市対抗野球大会で優勝した際に、ひとつの区切りとして次の世代へ引き継いでいくことを考えるようになりました。信頼できる選手、スタッッフに囲まれ、恵まれた環境の中で野球に集中することができ、また、監督として大きく成長させていただき、感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントした。10月29日から行われる社会人野球日本選手権(京セラドーム大阪)で最後の指揮をとることになる。 宮沢新監督は新日本石油(現ENEOS)で11年間プレーし、3度の都市対抗優勝に貢献。大久保監督のもとで主将を務めた時期もある。