【現場検証】鹿児島市下荒田事故 容疑者(84)立ち会わせペダル操作誤った場所などを確認
鹿児島読売テレビ
鹿児島市で車が歩道に突っ込むなどして4人をはね1人が亡くなった事故から20日余りが過ぎました。警察は、「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話す運転手(84)の女を立ち会わせペダル操作を誤った場所などを確認しました。 11月30日の午前7時ごろ。事故の現場となった鹿児島市下荒田では30人程の警察官が交通規制を行っていました。その中心にいたのは黒い傘をさしフードをかぶったマスク姿の女。手には数珠を持っています。 過失運転致死傷の疑いで逮捕・送検された吉﨑 順子容疑者(84)です。吉﨑容疑者は11月11日自身が運転する車で交差点を右折しようとして、横断歩道を歩いていた2人とその先の歩道にいた夫婦のあわせて4人をはね、1人が死亡し3人にケガをさせた疑いが持たれています。鹿児島地方検察庁は、吉﨑容疑者を釈放し在宅捜査をしています。吉﨑容疑者は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しています。 約1時間半かけて行われた現場検証ではペダルを踏み間違えた場所や、歩行者をはねた位置などを確認しました。警察は現場検証の結果をふまえ、引き続き事故の原因を調べることにしています。