【RIZIN】榊原代表、朝倉海のUFC参戦に「大きな損失、防衛戦もせずに…」複雑な心境語る
6月9日(日)に行われた『RIZIN.47』(東京・国立代々木競技場 第一体育館)の試合後振り返りインタビューを榊原信行CEOが行い、朝倉海のUFC参戦について「大きな損失」と残念がるも「気持ちよく送り出したい」と複雑な心境を明かした。 【フォト】海がリングイン、UFC参戦を発表!兄・未来もメッセージ 榊原氏は、朝倉海のUFC参戦について問われ「RIZINとして本当に近視眼的にも見れば、(海が)防衛戦もせずにUFCにチャレンジするということ。RIZINのベルトを巻いたことが、1つのステップアップの材料になってUFCに辿り着くと。どっちが上かあまり考えたくないですけど。僕もRIZINのスタッフも忸怩たる思いは正直ある」と正直な気持ちを吐露する。 一方で「だけど選手生命って短いですから。今のUFCに求められて行けるタイミングで、気持ちよく送り出してあげたいっていう親心もあるし。たくさんのRIZINファンがそれを支持してくれるということも理解はしている」と羽ばたいてほしいという気持ちもあると語る。 続けて「RIZINにとっては一つの大きな損失かもしれないけど、今回空位になる返上したベルトをかけたバンタム級の戦いが繰り広げられて、またそこで新たなドラマと新たなスター選手が出て来てくれることを期待したい。僕らがプロモーターとして、しがみつくこともしたくない」と新たなバンタム級でのストーリーに期待をかけた。 そして「きっと結果を出して、また戻ってくる日が来ると思う」とRIZINでの再会を期待した。 また海のUFCでの階級、デビュー戦の相手については「話を出来ることはあるんですけど、僕から言っちゃうとおかしくなる。近々、UFCサイドからビッグアナウンスがあると思います。楽しみに皆さん待っていただけたら」と話すにとどめた。