【梅田駅30分】中古マンション価格相場が安い駅ランキング2024年。TOP3は1000万円台!
1位~9位の駅は梅田駅の30分圏内なのに価格相場は3分の1以下!
梅田駅には大阪メトロ御堂筋線が通っているほか、すぐ近くにはJRの大阪駅、阪急電鉄と阪神電鉄の大阪梅田駅、大阪メトロの谷町線・東梅田駅と四つ橋線・西梅田駅、さらにはJR東西線の北新地駅が密集している。今回の調査ではそうした近接駅から梅田駅に徒歩で行くルートも含めて「梅田駅まで30分圏内」にある駅のうち、中古マンション(専有面積50平米以上~80平米未満)の価格相場が安い駅をランキングにした。 1位は大阪市西淀川区の阪神なんば線・出来島駅で、価格相場は1875万円。2駅先の尼崎駅から阪神本線の直通特急に乗り換えて大阪梅田駅まで約18分、そこから梅田駅まで歩いて約4分なので、梅田駅までの所要時間は計約22分だ。駅の北側には神崎川が流れ、高架駅のホームからは川面を見下ろすことができる。その神崎川を越えて佃島に入り、さらに北を流れる左門殿川を渡ると兵庫県尼崎市に入る。
そんな大阪府と兵庫県の境近くにある出来島駅から、尼崎方面とは逆方向に電車で1駅進むと価格相場1980万円で3位にランクインした福駅へ。両駅間は歩いても15分ほどで、どちらも神崎川と淀川にはさまれた立地であり住環境は似通っている。両駅周辺は市立の小学校や中学校が点在する住宅街で、両駅西側の大阪湾に面した臨海部には工業地帯が広がる。そこで働く外国からの移住者も多く暮らす街のためか、複数のスーパーや飲食店がある商店街では国際色豊かなグルメやダンスが楽しめるイベントを開催。身近に異文化交流ができる環境だ。
2位には京阪本線・寝屋川市駅が価格相場1880万円でランクイン。京阪本線の通勤快急で淀屋橋駅に出て、大阪メトロ御堂筋線に乗り換えると梅田駅までは計約25分で到着する。この駅は人口20万人以上を抱える中核市・大阪府寝屋川市を代表する駅であり、徒歩約10分の場所には市役所も。駅構内にはお惣菜や弁当を販売する食の商店「もより市」やスーパー、ベーカリーやカフェが備わり、駅東口のペデストリアンデッキは2棟からなるショッピングモール「アドバンスねやがわ」に直結。タクシー乗り場がある西口側にも飲食店が点在し、電車を降りてすぐに買い物や食事が楽しむことができる。にぎわう駅前を通り過ぎると住宅街が広がる。一帯には小中高校が複数あり、駅から徒歩10分ほどの場所には大阪電気通信大学のキャンパスもあるため、若者の姿も多い活気あふれる街並みだ。 4位は大阪市西淀川区の阪神本線・千船駅で、価格相場は2080万円。4位以降から価格相場が2000万円台に突入するが、それでもまだ千船駅を含めて9位までは梅田駅の価格相場の3分の1以下に収まっている。千船駅から梅田駅に向かうには、まず阪神本線の区間急行で3駅・約9分の大阪梅田駅に出る。そこから徒歩約4分で梅田駅に着くので、梅田エリアにアクセスしやすいロケーションといえる。そんな千船駅は北を流れる左門殿川と南を流れる神崎川に囲まれた、端から端まで歩いても35分ほどの中州に位置。中州はこぢんまりとしながらも住宅のほかに小・中学校や幼稚園、公園があり、商店もスーパーや100円ショップにドラッグストア、飲食店などが立ち並んでいる。さらに左門殿川、神崎川を渡った場所にはそれぞれスーパーとホームセンターがあり、どちらも駅から歩いて10分ほど。コンパクトな範囲で不自由なく日常生活が送れるだろう。