もっと野菜を食べたくなる「にちにち道具」の和せいろ
冷凍点心のふっくらとした仕上がりに感動
野菜だけじゃなく点心も蒸してみようと、麻布台ヒルズの「富麗華 キッチン」で冷凍の叉焼饅頭をお持ち帰り。 これまで、点心は外食で出来立てを食べるのが一番と思っていたのですが、蒸し上がった叉焼饅頭は冷凍とは思えないほどふわふわでびっくり。生地の水分が保たれているのが見た目にもわかります。このしっとり感は、直火で穏やかに加熱するせいろならでは。 そして購入前に想像していたひのきの香りもやっぱり格別。叉焼饅頭は朝ごはんとして食べたのですが、朝のキッチンにひのきの香りと白い湯気がふわ~っと広がっていくのは至福の時間でした。 これまで素通りしていたスーパーやデパ地下の点心のお惣菜を無視できなくなってしまいそうです。
なんとお米も炊けちゃいます
せいろ生活を始めて驚いたのが、せいろでお米を炊けるということ。普段フライパンや鍋でお米を炊いているのですが、火加減を間違えておこげが出来すぎてしまうこともしばしば…。せいろなら、失敗しらずでふっくらしたお米が炊き上がります。 今回は、ワタナベマキさんの著書「ほったらかしでおいしい! 蒸しレシピ」から、梅干しと枝豆のご飯を作ってみました。こちらも野菜や点心を蒸すのと同様に、クッキングシートを敷いたせいろに生のお米と具材を一緒に入れて火にかけるだけ。昆布と梅のうま味がじんわりと広がる優しいご飯が出来上がりました。 そして炊きたてももちろん美味しいのですが、食べきれなかった分を冷凍して、後日せいろで蒸して解凍したものも最高においしい! 冷凍したご飯をこんなにおいしく食べられるなんて、感動ものです。 ご飯だけじゃなく、パンを蒸すのもおいしいと知り合いから教わったので、週末は『エル・グルメ』のレシピを参考にしめ鯖のベーグルサンドを作ってみようと計画中です。 これからの寒さに備えて、ぜひ和せいろを暮らしに取り入れてみてください。