チェルシーがヴェイガ獲得を発表 [写真]＝Chelsea FC via Getty Images

　チェルシーは12日、バーゼル（スイス1部）からU－21ポルトガル代表MFレナト・ヴェイガが完全移籍で加入したことを発表した。 　チェルシーとヴェイガは、2031年夏までの7年契約を締結。イギリスメディア『BBC』によると、チェルシーはバーゼルに対し、移籍金1200万ポンド（約24億円）を支払うようだ。 　2003年7月29日生まれで現在20歳のヴェイガは、元カーボベルデ代表FWネルソン・ヴェイガ氏を父に持つ、身長190センチメートルの左利き。中盤や左サイドバック、センターバックなど複数ポジションでのプレーを可能としている。スポルティングの下部組織出身だが、トップチームでのプレー経験はない。2022－23シーズン後半に期限付き移籍で加入したアウクスブルクでは、ブンデスリーガの13試合に出場した。 　2023年8月にスポルティングからバーゼルへと完全移籍。2023－24シーズンは公式戦26試合に出場し、2ゴール1アシストを記録した。また、U－19から世代別のポルトガル代表にも選出されている。 　ヴェイガはチェルシー加入に際し、クラブ公式サイトを通じてコメント。「ここに来ることができて本当にうれしい。ここはイングランドで最も大きなクラブのひとつで、僕の中では最大のクラブだ。始めるのを本当に楽しみにしている」と、喜びを示した。