スーパーカブを選んだ5つの理由!『カフェカブミーティング in青山』に参加して魅力を再認識~小野木里奈の○○○○○日和~
そんな時に、カブと初めて出会ったのは2020年の8月。この連載コラムの撮影で、クロスカブに乗って横浜散策をしました。それまでカブと聞くと、郵便配達屋さんやお蕎麦屋さんが乗っているような「スーパーカブ」というイメージでしたし、それ以外のカブを知らなかったのです。とはいえエンジンは同じで、操作方法もカブシリーズは共通しているのでカブならではの自動遠心クラッチも初めて操作した時は衝撃的でした。 この時、最初に感じたカブの魅力は、誰でも簡単な操作と手軽なサイズ感。つま先とかかとでガチャガチャ踏むだけでギアを変えられるし、発進時はクラッチレバーを左手で操作する必要がないのでエンストもなくて気楽。また、車体の軽さと扱いやすさに驚き、親近感があるサイズ感や取り回しの良さは自転車を扱っているような感覚で横浜中華街を散策することもできました。 実はカブに出会う以前にも惹かれたバイクはありましたが、今ひとつ納車まで一歩踏み出せなかったのは取り回しと足つきでした。バイクというものは大きい乗り物なのでエンジンをかけていないと移動する時や停車している時につま先立ちでちょっと大変、というネガティブなイメージがあったのです。 でもカブと出会ったこの日、「取り回しがしやすくて足つきもいいし、こんなに手軽さに特化したバイクってあったんだ!」と魅力を感じてしまったのです。
燃費の良さもカブの魅力!
2つ目の魅力はやはり燃費の良さです。60km/Lも走行してしまうという優等生。私の愛車のスーパーカブ110は現在72km/Lと液晶パネルに表示されています。すごいですよね…!
今では「最後にガソリンを入れたのはいつだっけ?」と忘れてしまうほど走り続けてくれるのだからびっくりなんです。1ヶ月で振り返るとガソリン代ってとてもかかっているなぁと感じる方は多いと思います。カブは初心者でも扱いやすいだけでなく、バイクを購入した後のライダーのお財布にも優しいのです。 カブはあらゆるバイクの中でも車体の金額は安い方ですが、決して手軽な買い物と言える金額ではありません。念願のバイクを手に入れた後もこれだけ燃費がいいならお財布への負担は他のバイクに比べて間違いなく少ないはずです。