“ファン目線でCSを見たくない” 巨人・高橋礼 600万円ダウン “来季は自分が大事な場面で投げていたい”【契約更改】
◇プロ野球・巨人 契約更改(21日、都内) 高橋礼投手は600万円ダウンの推定年俸3700万円で契約更改しました。今季は開幕は先発ローテーションで回り、4月に2勝を挙げるも、5月には白星がつかず、2軍に降格。そこからは1軍と2軍を行ったり来たりの生活となりました。 【動画】アンダースロー投手の球筋を残像で表示したらエグかった・・・ 「シーズンの初めの結果とかもしっかり評価していただきましたし、それでもいまの金額に見合った成績ではないと思ってるんで、契約していただけてありがたいなという気持ちです」と率直な気持ちを口にした高橋投手。「ことしはよかったと言っても2勝だった。2桁勝てるようにしっかり1年間ローテーションで回り続けることが(来季の)目標です」と続けました。 チームはCSに進出するも、メンバー入りした投手陣はシーズンを1軍で戦い抜いてきたメンツで、高橋投手の名前はありませんでした。 「シーズンから積み重ねた結果であそこに立てると思う。来シーズンは絶対そこに立てるように、シーズン中からそこに立てるようにやりたい」 当事者としてではなくファンのような目線でCSを見てしまっていた、と語った高橋投手。同じアンダースローでDeNAの中川颯投手がCSのマウンドに立っているのを見て、悔しさを痛感したといいます。 「自分がそれだけのパフォーマンスが出せていたら、ポストシーズンも大事な場面とか、大事な一戦で起用されていたと思う。まったくこう、かすりもしないというか・・・しっかり自分が結果を出しつつ、パフォーマンスが出せれば、戦力になれたのになと」 このオフは全体的な底上げはもちろん、ファウルや空振りを取れるまっすぐに磨きをかけるための練習をしたいと話していて、西武・與座海人投手やDeNAの中川投手とともに、”アンダースロー自主トレ”も時間が合うときにやりたいとしています。