究極の日産「ブルーバード」登場！

　日産は2024年12月24日、同グループ内の学校法人「日産・自動車大学校」の学生が制作したカスタマイズカーを、2025年1月10日から開催される「東京オートサロン2025」に展示すると発表しました。 【画像】カッコイイ！ これが日産「ブルーバード」カスタム仕様です！（53枚）

究極の日産「ブルーバード」登場！（画像提供：日産・自動車大学校）

　日産・自動車大学校は、自動車整備の国家資格取得を目指す学科に加え、モータースポーツ系や車体系（板金・塗装）の課程をもつ自動車整備専門で、全国に5校が存在します（栃木校・横浜校・愛知校・京都校・愛媛校）。 　東京オートサロン2025では、愛知校と京都校の学生たちが授業の集大成として制作した、3台の車両が出展されます。 　この記事では、そのうちの1台である、愛知校のカーボディーマスター科が制作した「ブルーバード・極」が一体どのようなモデルなのかを紹介します。 　ブルーバード・極は、愛知校の生徒が4月から学んできた板金と塗装の技術を駆使して制作した車両です。 　その制作期間は2.5ヶ月と短いですが、学生ならではの想いや自由な発想が詰め込まれた、力作に仕上がっています。 　開発コンセプトは“ラグジュアリー＆スポーツ”で、学生と同世代のクルマ好きの若者をターゲットに企画が進められました。 　ベースとなった車両は、36年前に日産が販売していた「PU11型ブルーバード」の最上級モデル「ブルーバードマキシマ」。 　同車はセンターピラーレス構造を採用した「4ドアハードトップボディ」となっており、高級感と広い室内空間を実現したことで、当時非常に高い人気を誇りました。 　このブルーバードマキシマをベースに、先述の“若年層が楽しめるクルマ”へと仕立てるため、学生たちはクルマとドライブが好きな仲間達たちと一緒に盛り上がる楽しい時間とシーンをイメージ。 　豪華な内外装とスポーティな走行性能を発揮するモデルとすべく、まさに自分の愛車を作り上げる思いで制作したといいます。 　またその車名も、日産ならではのDNAを活かしたクルマの楽しさを表現し、外装・内装・走りすべてを極めたいという思いから「ブルーバード・極」と命名したとのこと。 　ボディカラーには、海や青空を想起させる「オーロラフレアブルーパール」を採用し、開発コンセプトとターゲット層に合わせて、活動的かつ若々しい雰囲気を表現しました。 ※　※　※ 　東京オートサロン2025は、2025年1月10日から12日までの3日間、幕張メッセ（千葉県千葉市）で開催されます。 　日産・自動車大学校からは、ブルーバード・極にくわえて「NEO SKYLINE」や「Z Lealia」（制作：京都校）といった学生の力作が展示されますので、会場では必見です。