「振り抜いてなんぼ」 約1年振りに代表復帰のサッカー日本代表FW古橋亨梧、中国戦後に何を語った? 「まだ僕の甘さ」
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終(3次)予選の第6節で中国代表と対戦し、3-1で勝利を収めた。この試合で途中からピッチに入ったFW古橋亨梧が、完全アウェイの中での一戦を振り返りつつ、約1年振りとなった代表活動に対する思いを語っている。 【最新順位表】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選 前節のインドネシア戦では、出番の無かった29歳の点取り屋は、77分に投入された。鋭い動き出しが持ち味のストライカーに、後半アディショナルタイム4分過ぎにチャンスが訪れる。MF鎌田大地から鋭い縦パスが入り、PA内でトラップしたものの、オフサイドの判定。悔しさを露わにしていた古橋は、このシーンを「本当に大地からすごくいいパスが来たので、いい形で止めることはできたが、オフサイドだとしてもそうでないとしても、振り抜いてなんぼだと思うので、そこはまだ僕の甘さ。もっと練習していかないと」と振り返った。 さらに「まずはボールホルダー、大地やタケ(久保建英)が良い形なら裏を狙うのはチームの決まり事」と明かし、「僕の持ち味でもあるので、出てくる出て来ない関係なしに、動き続けるのが大事だと思っていた。1個前に目が合って、出てこなかったけど見えているよというのは感覚でお互いに分かっていて、その中での1本だったので振り抜きたかった」と得意とする形からフィニッシュに持ち込めなかったことを悔やんだ。 最後に約1年振りの代表招集となったことについても言及し「2試合目だが、アウェイで試合に出られたのはポジティブに考えている」と心中を明かし、「少ない時間でも今日みたいにチャンスを作れる選手だと思うし、それをものにできるかできないかの差。それは僕の中での永遠の課題だと思うし、やっていきたい」と語っている。 (取材:元川 悦子【中国】 文・構成:編集部)
フットボールチャンネル編集部