パリ五輪世代最強は誰だ! 23歳以下の市場価値ランキング6位。シャビの後継者!? まだ19歳の怪物
今年夏に、パリ・オリンピック(パリ五輪)が開催される。出場可能なのは2001年1月1日以降に生まれた選手(OAを除く)となるが、世界を見回した時に、その対象となる選手には誰がいるのだろうか。今回は23歳以下限定の市場価値ランキングを紹介する。(成績は4月15日時点。市場価値、成績は『transfermarkt』参照)
6位:ガビ(バルセロナ/スペイン代表) 生年月日:2004年8月5日 市場価値:9000万ユーロ(約126億円) 23/24リーグ戦成績:12試合1ゴール1アシスト 6位にはバルセロナのガビがランクインした。このランキング唯一の2004年生まれである同選手の市場価値は9000万ユーロ(約126億円)となっている。 バルセロナのカンテラ出身であるガビは、2021年のトップチームデビュー以降一度も休むことなくバルセロナの中盤で走り続けてきた。デビュー初年度となった21/22シーズン、ガビはまだ17歳だった。それでも、ときには独創的なパスやドリブルを繰り出すチャンスメイカーとして、ときにはイエローカードも厭わないファイターとして34試合に出場した。 そんな彼のプレーを見て、多くのバルセロナファンがガビと現バルセロナ監督のシャビ・エルナンデスの姿を重ねる。背番号も今シーズンからシャビが現役時代に背負っていた6番に変更し、チームとしても偉大なる先人の後継者となってほしいという意図がうかがえる。 しかし、ガビにも試練が訪れた。第13節アラベス戦で右ひざの前十字靭帯を断裂してしまい、今シーズンだけでなくEURO(欧州選手権)への出場も絶望的な状況となってしまった。これほどの若い才能をEUROの舞台で見られないのは非常に残念だが、怪我から復活したガビの姿はこれまで以上にたくましいものになっているはずだ。
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