児童・生徒の夏休み植物研究 力作ずらり 京都府立植物園
夏休みの自由研究などで京都府内の児童や生徒が制作した植物の標本や観察記録が、京都市左京区の府立植物園で展示されています。展示会は、児童や生徒が夏休みなどに制作した研究成果を発表する場で、ことしは、小学校から高校まで府内23校から、36点が提出されました。多くの種類の植物が丁寧に貼り付けられ、標本に合わせて生態も詳しくまとめた発表や、同じ場所で植生の経年変化を調べた、長期的なものなどが並んでいます。なかでも、知事賞を受賞した研究は、京都教育大学付属高校の生徒のグループが植物の踏みつけへの耐性を調べたものです。調査場所は校内のテニスコート周辺で、人の往来の多さと植物の分布を照らし合わせ、それぞれの植物の踏みつけに対する強度が緻密に調べられています。この展示会は、9月22日まで開かれています。