「あわよくば男女の関係に」男性警察官を停職処分 同僚女性へのわいせつ行為 大麻成分含む薬物吸引でも 兵庫県警
兵庫県警の男性警察官2人がそれぞれ、大麻成分を含む薬物の吸引や、酒に酔った同僚女性へのわいせつ行為で停職処分を受けました。 兵庫県警によりますと、神戸方面の交番に勤務する男性巡査(21)は去年4月から10月の間に、県内にある知人男性の自宅であわせて10回ほど大麻成分を含む薬物を吸っていたということです。 去年10月、別の警察官が知人男性に職務質問した際、一部の大麻成分を含む薬物を所持しているのを発見し、男性と一緒にいた巡査も大麻取締法違反の疑いで書類送検されました。 巡査は「仕事を辞めるかどうか悩んでいた。知人に勧められて吸った」と話しているということです。 巡査は「信用を失墜させた」として停職6ヵ月の処分を受けました。 また阪神方面の警察署に勤務する男性警部補(34)は去年10月、同じ署に勤務する同僚の20代女性の自宅で、酒に酔っ払った女性の体を触ったとして、住居侵入と不同意わいせつの疑いで書類送検され、停職3ヵ月の処分を受けました。 警察によりますと、警部補は飲食店で女性がトイレに行っている間に飲み物を追加で注文するなど積極的に酒を飲ませ、その後自宅へ送る名目で女性宅に付いて行ったということです。 「あわよくば男女の関係になりたかった」という趣旨の話をしているということです。 巡査と警部補とも依願退職しました。 兵庫県警の植村琢也監察官室長は「職員に対する身上把握、指導を徹底し、再発防止に努めて参ります」とコメントしています。
ABCテレビ