被爆者が中学生に「核兵器廃絶」訴える 静岡・藤枝市
静岡県藤枝市の中学校で、広島で被爆した男性が講演し、核廃絶を訴えました。 「静岡県原水爆被害者の会」の石原洋輔さんは、生後5カ月で爆心地から1・7キロの場所で被爆しました。 石原さんは母親から聞かされた原爆が落とされた時の悲惨な様子を、絵や写真を見せながら説明しました。また、大火傷を負って亡くなった父親の様子も伝え、自分たちが生きている間に核兵器廃絶を成し遂げたいと訴えました。 ●男子生徒: 「僕たちの世代では、ありえないことじゃないですか、身近な話題でもないから、怖いなというのが第一印象ですし、二度と起きてほしくはないなと思います」 ●女子生徒: 「日本が世界で唯一ということがあるので、これから先伝えていかないといけないなと強く思いました」