「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+カブリオレ」発売 ツインチャージャー付きの3リッター直6エンジンを搭載
メルセデス・ベンツ日本は2024年11月22日、「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+カブリオレ」の国内導入を発表し、販売を開始した。 【写真】内装もたっぷり! CLE53 4MATIC+カブリオレをもっと詳しく見る(17枚) メルセデスAMG CLE53 4MATIC+カブリオレは「メルセデス・ベンツCLEカブリオレ」のハイパフォーマンスバージョンである。先に国内導入された「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+クーペ」のオープントップバージョンともいえるだろう。 パワーユニットはターボと48V電動スーパーチャージャーによって過給される3リッター直6の「M256M」エンジン。従来型にあたる「M256」から吸排気系やインジェクションシステムなどに改良を受けており、最高出力449PSと最大トルク560N・m(約10秒間作動するオーバーブースト時には600N・m)を発生。48VマイルドハイブリッドのISGも必要に応じて23PSと205N・mを加勢する。トランスミッションは9段ATの「AMGスピードシフトTCT 9G」で、駆動方式は前後トルク配分を50:50~0:100の間で可変する「AMG 4MATIC+」だ。 足まわりにはダンパーの伸び側と縮み側にそれぞれ独立したバルブを持つ連続可変タイプの「AMGライドコントロールサスペンション」を装備。後輪を前輪と逆方向に最大2.5度、同方向には最大0.7度操舵することでアジリティーと走行安定性を高めるリアアクスルステアリングも備わっている。 エクステリアはAシェイプのグリルや19インチのAMGアルミホイール(オプションで20インチも選べる)、4本出しのマフラーなどでハイパフォーマンスモデルらしさを強調。ワイドなタイヤを収めるためスタンダードなCLEよりもフェンダーが大型化しており、ボディーサイズは全長×全幅×全高=4855(+5)×1935(+75)×1435(+10)mmに達している。 開閉とも20秒以内に動作完了するという電動ソフトトップは60km/h以下であれば走行中でも操作可能。カラーリングはブラックが標準で、レッドとグレーもオプションで選べる。フロントウィンドウ上部のウインドディフレクターとドラフトストップで構成される「エアキャップ」がキャビンへの風の巻き込みを抑制するほか、フロントシートにはシートヒーターに加えて首元を温風で温める「エアスカーフ」も装備(オプションでベンチレーション機能も選べる)。さらにシート表皮には太陽の赤外線を反射して温度上昇を抑制するコーティングを施している。 価格は1400万円で、右ハンドルのみの設定だ。 (webCG)
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