【青森ワッツ－福井ブローウィンズ】第4クオーター、同点で迎えた残り7秒で青森ワッツのヒサタケがフリースローを2本沈め、78－76に。勝利を決めた＝カクヒログループスーパーアリーナ

　プロバスケットボールBリーグ2部（B2）東地区の青森ワッツは第4節の23日夜、青森市のカクヒログループスーパーアリーナ（市総合体育館）で同地区の福井ブローウィンズと対戦。ワッツが78－76で相手の猛追を振り切り、今季ホーム公式戦初勝利を飾った。ワッツの連敗は4でストップ。今季通算成績は3勝4敗。 　ワッツは前半、攻守がかみ合い上々の出だし。SF東海林やPG神里の3点シュートなどで得点を重ね、38－29と9点リードで折り返した。第3クオーター（Q）もブロックショットやスチールで好機をつくり、リードを拡大した。 　だが第4Q、強度を上げた守備がファウルと判定され、主力のSFホール、SF東海林が個人通算ファウル5回に達し相次いで退場、流れは相手に。内外から連続して得点を許し、残り2分45秒で同点に追いつかれた。 　そして迎えた残り7秒。ゴール下へ攻め込んだPFヒサタケがファウルを受け、フリースローを獲得。2本を冷静に沈め激戦に終止符を打った。