【MLB】左肩負傷のドジャース・大谷翔平 球団はワールドシリーズ第3戦の出場を期待 ロバーツ監督が言及
ドジャースの大谷翔平は、日本時間10月27日に本拠地ドジャー・スタジアムで行われたワールドシリーズ第2戦で盗塁を試みた際、左肩を負傷。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「亜脱臼だ」と話していたが、舞台を敵地ヤンキー・スタジアムに移して日本時間10月29日に行われる第3戦に出場する可能性が高いようだ。「彼が行けると判断すれば、試合に出さない理由はない」とロバーツ監督。「状態は良さそうだったし、あす彼はプレーする予定だよ」と現時点では大谷を第3戦でスタメン起用する予定であることを明かした。 熱戦が続くポストシーズンの日程・結果一覧 大谷はワールドシリーズ第2戦の7回裏、四球で出塁したあとに二塁への盗塁を試みた際、左肩を負傷。左手を地面に強く突き、左肩が外れて亜脱臼のような状態になったとみられている。試合終了後すぐに球場を去り、自身の状態についてコメントしなかったが、ロバーツ監督は「肩の強度も可動域も問題なく、我々は勇気づけられている」と大谷が軽症であることを示唆。ニューヨークに移動する前にMRI検査を受けたとみられるが、残りの試合を欠場しなければならないほどの重症は回避できているようだ。 ロバーツ監督はヤンキー・スタジアムで行われたチーム練習の開始前、「大谷の検査結果については、ドクターたちが忙しく動いてくれている。私はまだ知らない」とコメント。「トレーニングスタッフから得た情報では、けさ大谷の状態は良かったし、可動域や強度など、すべてが良好だったようだ」と語るにとどめた。ロバーツ監督によると、検査のためにチームと別行動になっていた大谷は、チーム練習に合流したあと、ティー打撃などの打撃練習を行う予定になっているという。 現時点ではワールドシリーズ第3戦にスタメン出場することを期待されている大谷。最終的には問題なくスイングができるかどうかを試合開始直前まで見極めることになると思われるが、ロバーツ監督は「きのうより状態は良くなっている。あすはもっと良くなっているだろう。私はそれを期待している」と語っている。悲願のワールドシリーズ制覇まであと2勝。大谷は第3戦以降も「1番・DH」としてプレーを続けることになりそうだ。