中村歌六 ９月「秀山祭」へ意気込み
歌舞伎俳優の中村歌六（７３）が８日、都内で行われた「秀山祭九月大歌舞伎」（９月１日～２５日、東京・歌舞伎座）の取材会に出席した。 【写真】笑顔で報道陣の質問に答える中村歌六 「秀山祭」は初代中村吉右衛門さんの功績をたたえるため２００６年に始まった公演。歌六は「今年も『秀山祭』という冠がついてありがたい」と感謝を口にした。 今回は昼の部で、古典の名作「摂州合邦辻」と、１６年に初演された新作歌舞伎「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」に出演する。「全く違うジャンルの芝居を楽しめますんで、本当に面白いと思いますよ」と自信を見せた。 昨年人間国宝に認定され１年が経過したが、その後の変化を問われると「全然。大体間違ってもらっちゃったようなもんなんで」と謙遜し、笑わせた。
