タイガー&チャーリーのウッズ親子が大会初制覇に挑む PNC選手権
米男子シニアツアーの非公式大会、PNC選手権が21日から米フロリダ州のリッツ・カールトンGC(7,106ヤード・パー72)で開幕。メジャーかザ・プレーヤーズ選手権で優勝した選手のみに出場権が与えられ、各選手がツアーカードを持っていない家族とペアを組んで戦う年末恒例のイベントである。 なんと言っても注目は5年連続の出場となるタイガー&チャーリーのウッズ親子(米)だ。9月に腰を手術したタイガーは2週前のヒーロー・ワールド・チャレンジは欠場したが、親子大会で7月の全英オープン以来およそ5か月ぶりの“実戦復帰”を果たす。 ウッズ親子は2020年大会で初共演を果たすと、タイガーとそっくりなスイングを披露する当時11歳のチャーリーが大きな話題を集めて単独7位に食い込んだ。翌21年は同年2月の自動車事故で右脚に大ケガを負ったタイガーの復帰戦として単独2位と健闘。22年は8位タイ、昨年は5位タイに入った。 「チャーリーとPNC選手権に戻るのがとても楽しみだ。一緒にプレーすることは僕たちにとって楽しみなことだし、友人たちや家族に囲まれてプレーすることはいつもより特別なこと」と大会に向けて話した父タイガー。今年15歳になった愛息と大会初制覇に挑む。