【有馬記念・G1】いよいよ年末のドリームレースが開幕! ドウデュース“ラストラン”無念の出走取消 今年の有馬記念の行方は?
12月22日(日)、有馬記念・G1が中山競馬場で行われる。G1馬が9頭出揃う歴史的な頂上決戦だ。 【画像】ジャパンカップを制したドウデュース
有馬記念とは
競馬に詳しくない人でも誰もが知っているであろう年末のビッグレース。 今まで数多くの名馬が、後世に語り継がれるような名勝負を繰り広げてきた。 ファン投票が行われ、投票結果と競技成績を考慮して出走馬が決定する。 【2024年 第69回有馬記念ファン投票結果】 1位 ドウデュース(牡5) 478,415票 2位 ダノンデサイル(牡3) 282,521票 3位 ベラジオオペラ(牡4) 262,107票 4位 テーオーロイヤル(牡6) 252,606票 5位 ブローザホーン(牡5) 247,856票 6位 チェルヴィニア(牝3) 241,625票 7位 アーバンシック(牡3) 234,503票 8位 ディープボンド(牡7) 220,101票 9位 スタニングローズ(牝5) 219,306票 10位 ジャスティンパレス(牡5) 218,825票
ラストランのドウデュース(牡5)出走取消
今回の有馬記念で、引退を発表していたドウデュース。 ファン投票でも圧倒的1位に推され、20年ぶりの“同一年秋古馬三冠”達成などに期待が高まっていたが、12月20日(金)に右前肢跛行のため出走取消となった。 ファンの間では驚きが広がっているが、果たしてドウデュース不在の有馬記念は、どのようなレースになるだろうか。
ドウデュースと同世代の最強馬
出走を取り消したドウデュースは5歳世代。この世代には、2023年に引退したイクイノックスもいるため“最強世代”と呼ばれており、今回の有馬記念にも強力なメンバーが顔を揃えた。 ファン投票19位のスターズオンアース(牝5)は、2022年に桜花賞・G1とオークス・G1を制しているが、2023年の有馬記念は2着と悔しい結果で終わっている。スターズオンアースが勝利すれば4年ぶりの牝馬による制覇となる。 ファン投票10位のジャスティンパレス(牡5)は、2023年の天皇賞(春)・G1を制するなどの結果を残してきたが、有馬記念は過去2回出走するも2022年7着、2023年4着という結果で終わっている。 3年連続出走で、3度目の正直となるか。