ヤオコー久喜吉羽店 北エリアの新たな旗艦店 ミドルシニア層に照準
隣接するイートインスペースでは、バイオーダーで出来立て作り立てを提供する「ヤオコーデリ&カフェ」を併設。ヤオコーオリジナルの食パン(ロイヤルブレッド)を使ったモーニングセット、ランチタイムには名物商品のとんかつを使用した「ロースかつ重」「とんかつ定食」を提供する。外の広場にも設けたテラス席は、ペット連れでも楽しめ、地域住民とのコミュニケーションを促進する。 デリ&カフェの取り組みについて、川野社長は「コロナを経て、あらためてヤオコーの出来立てのおいしさを伝えていきたい。オペレーションも工夫し、外食の専門店と十分に戦える商品づくりにもこだわっている」と語った。 また、久喜吉羽ではグロサリー売場の充実・強化も図った。全国の名産土産を集めた「諸国名産品」コーナーを定番で初めて設置したほか、地酒やおつまみの練り物、こだわりの味噌や調味料、乾物、米菓、豆腐や漬物など、こだわりの逸品やご当地品などドライ・日配の充実した品揃えと提案力も注目だ。 久喜吉羽店の初年度売上目標は27億円。部門別の売上構成比とSKU数は、生鮮40%(1050SKU)、グロサリー42%(1万5400)、デリカ18%(3600)。近隣の東鷲宮駅前での出店も予定されており、久喜エリアでのドミナント強化を進める。