西武・今井達也「さすがだなの一言でした」40歳栗山巧が代打逆転2ラン 今井は8回1失点で7勝目
◇プロ野球パ・リーグ 西武2-1日本ハム(31日、ベルーナドーム) 西武は土壇場で40歳のベテラン栗山巧選手の代打逆転2ランが飛び出し、劇的勝利を飾りました。 【画像】8回に代打逆転2ランを放った栗山巧選手 先発の今井達也投手は立ち上がりからランナーを出しながらも無失点投球。4回には2アウト1、2塁としましたが、バッテリーを組む古賀悠斗選手が2塁へのけん制でアウトを取るなど、バックにも支えられ6回まで無失点投球をみせます。 打線は日本ハム先発のバーヘイゲン投手に対して、2回に2本のヒットで好機をつくりますが、外崎修汰選手、蛭間拓哉選手と凡退。3回から6回まで無安打と打線が沈黙します。 0-0で迎えた7回は1アウト1、3塁から上川畑大悟選手のセーフティースクイズで先制点を献上。今井投手はその後のピンチは抑えますが、がっくりした様子でベンチへ戻ります。それでも今井投手は8回まで115球投げ1失点の力投をみせました。 すると直後の攻撃では2アウト3塁から代打の栗山選手が左腕河野竜生投手から今季1号となる逆転2ラン。ベテランの一振りに、今井投手はベンチを飛び出し両手を上げて絶叫しました。 その後9回は1点差を逃げ切り、劇的逆転勝利。負ければ両リーグ最速で80敗となるところを土壇場で阻止しました。 今季7勝目を手にした今井投手。栗山選手の一打に「もう何て言うんですかね、本当に努力のたまものというか、さすがだなの一言でした」と感謝を伝えました。