札幌市民 朝から雪かきに追われる スキー場は待望の雪「冬休みに入る直前でオープンできてうれしい」
HTB北海道ニュース
本間壮惟記者) 「札幌市南区の住宅街です。市内では一晩で指が埋まるほど雪が降りました。そして車も雪で覆われています」。 22日の夜から雪となった札幌市。午前9時までの12時間に札幌市南区の小金湯では11センチ、中央区では6センチの雪が降りました。朝から雪かきに追われた市民は… 札幌市民(70代) 「負担はあるね。腰ベルトして。でもやらないとどうにもならない。生活に影響があるので」。 札幌市民(30代) 「普段仕事であまり体を動かさないので、冬場のこの時期に(除雪で)運動できるからいいかなと思う。ポジティブにとらえないと辛いので」。 一方、この雪を喜ぶ人たちも。 本間壮惟記者) 「きのうまでは見えていたという階段も一晩でこれだけの雪が積もりました。スキー場オープンに向けてこちらでは雪上車がスキー場を整備しています」。 雪不足のため、今月上旬予定のオープンが延期となっている南区藤野のフッズスノーエリア。22日からの雪で、小中学校の終業式が行われる25日からオープンできることになりました。 フッズスノーエリアを運営 札幌リゾート開発公社 栗原宏介さん) 「冬休みに入る直前でオープンすることができて本当にうれしいです」。 それでも23日の札幌の積雪は最大で19センチ。平年のおよそ7割にとどまっています。このため、こちらのスキー場ではナイター営業は行わず、6コース中1コースのみのオープン予定となっています。 フッズスノーエリアを運営 札幌リゾート開発公社 栗原宏介さん) 「これからたくさん雪が降れば順次開放していく、エリアを開放していく予定でおります」。 スキー場にとっては待ち遠しい雪。このあと道内は大雪となる見込みで、後志地方では24日夜までに40センチ、札幌の手稲区や西区北区などでも20センチの雪が降る予想です。
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