浦和実は4強入りも横浜に敗れ決勝進出ならず 変則左腕の石戸颯汰は「失点しない投手に」
<秋季高校野球関東大会:横浜3-2浦和実>◇3日◇準決勝◇サーティーフォー保土ケ谷球場 浦和実(埼玉1位)は準決勝で横浜(神奈川1位)に惜敗した。 2回、打者4人、わずか5球の間に相手の野選に乗じて2点を先制。石戸颯汰投手(2年)が横浜打線を丁寧に封じていったが、5回に逆転された。 右足をあごの高さまで上げ、腰を引く動作をした上で真上から投げ下ろし、この秋は県大会で浦和学院、関東大会でもつくば秀英(茨城)などを苦しめてきた。 石戸は「他の高校とは雰囲気が違いました。打者の間の使い方やタイミングの合わせ方もうまかったです」と横浜相手の惜敗を振り返り「強豪校相手にも失点しない投手になりたいです」と冬の成長を誓った。 浦和実は関東大会で4強入りしたことで、来春センバツへの出場は決定的となっている。