【広島】ドミンゲス獲得で助っ人補強完成 来季はモンテロ、ファビアン、ハーンと4人体制
新井カープの初Vへ来季の助っ人補強が完成した。 広島は25日、ジョハン・ドミンゲス投手(28=ホワイトソックス傘下)と契約合意したと発表した。 契約金12万ドル(約1860万円)、年俸50万ドル(約7750万円)プラス出来高。ドミニカ共和国出身の右腕で、先発中継ぎをともにこなす。今季3Aで27試合(先発22試合)に登板して7勝5敗、防御率4・43。シーズン後はドミニカ共和国でのウインターリーグでプレーしていた。球団幹部は「角度のある球を投げる。チェンジアップの制球が良く、スカウト陣の評価が高かった。クイックもできるので、日本球界に対応できるんじゃないか」と期待した。 先日、獲得を発表したメジャー通算21本塁打のエレフリス・モンテロ内野手(26=ロッキーズ)、マイナー通算104本塁打のサンドロ・ファビアン外野手(26=レンジャーズ傘下)を含め、新外国人いずれも3選手はドミニカ共和国出身。また、球団はロベルト・コルニエル投手(29)との契約解除も発表した。来季助っ人は今季勝ちパターンの一角を担ったテイラー・ハーン投手(30)を加えた4人体制でスタートする。 ◆ジョハン・ドミンゲス 1996年1月18日生まれ、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身。16年にブルワーズ傘下でマイナーリーグデビュー。今季はホワイトソックス傘下でプレー。3A通算39試合、7勝10敗、防御率5・03。193センチ、86キロ。右投げ右打ち。