ヤクルト・西川遥輝、古巣相手に躍動「裏方さん、スタッフの人たちに元気な姿を見せられたのは良かった」
ヤクルトは9日、「日本生命セ・パ交流戦」の日本ハム最終戦(神宮)に、1―0で競り勝ち、2連勝。1950年に創立してから通算1万試合(前身球団を含む)を勝利で飾った。高津臣吾監督(55)の執念の采配が実り、0―0の八回無死二塁から代走で起用した並木秀尊(ひでたか)外野手(25)を三塁に置き、最後は西川遥輝外野手(32)が決勝の左犠飛。リーグ最下位だが、交流戦はセ・リーグトップの3位で、逆転優勝の可能性も出てきた。 【写真】50メートル走5秒台の俊足を飛ばし、ヘッドスライディングで生還した並木 古巣から決勝点を挙げる活躍を見せた。0―0の八回1死二、三塁で1番・西川が左犠飛。1点差の勝利に導き「1点を取るのは、こんなに難しいのかという試合だった。犠牲フライを打つことが決して簡単じゃないということを、改めて思い知らされた」と汗をぬぐった。日本ハムには新人時代の2011年から11年間在籍。「裏方さん、スタッフの人たちに元気な姿を見せられたのは良かった。すごくいい3日間だった」と振り返った。