渡邉美穂と≠ME・冨田菜々風が、自身の元気の源を告白
渡邉美穂と≠ME・冨田菜々風が、11月21日(木)深夜よりスタートするドラマ「ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA」でW主演を務める。 【写真を見る】ドラマ「ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA」でW主演を務める渡邉美穂と冨田菜々風 同ドラマは、「みんなで叶(かな)える物語」をキーワードにオールメディア展開するスクールアイドルプロジェクト「ラブライブ!シリーズ」の完全オリジナルストーリーの「スクールアイドルミュージカル」をベースにドラマ化したもの。夢をかなえていく女子高校生たちの輝きながら奮闘する姿を描いた青春学園物語。渡邉は椿ルリカ、冨田は滝沢アンズをそれぞれ演じる。 芸能コース選抜アイドル部の活躍でブランド化に成功した大阪・滝桜女学院と、昔ながらの進学校の兵庫・椿咲花女子高校。対立する2校の理事長の娘であるアンズ(冨田)とルリカ(渡邉)がアイドル活動を通じて出会うことで、彼女たちを取り巻く小さな世界に大きな変化が生まれていく、というストーリー。 今回、渡邉と冨田にインタビューを行い、出演が決まった時の心境や台本を読んだ時の感想、互いの印象、自身の"元気の源"などについて語ってもらった。 ――出演を聞いた時の心境は? 渡邉「元々、プライベートでミュージカルを観させていただいていて、そのミュージカルがドラマ化するということにまず衝撃を受けて、しかも自分が参加させていただけるっていうのが本当に衝撃で...!ミュージカルを観に行ったことを誰にも話していなかったので、『これは運命だ!』と思いましたね(笑)。あのルリカちゃんをやらせていただけるということで、ただただ嬉しかったのと同時にプレッシャーも感じて、結構いろんな気持ちが混ざっていました。あと、一緒に出演する皆さんが本当に豪華なので、そんな皆さんとご一緒できることは素直に楽しみでした」 冨田「初めて聞いた時は本当に驚きが止まらなくて、『本当ですか?』と何度も聞いたのを覚えています。普段から実際にアイドルとして活動させていただいているので、少しでも生かすことができたらいいなと思いました。(渡邉)美穂ちゃんを始め、いろんな方とご一緒できることがすごく楽しみで、『みんなでどんな作品を作っていけるんだろう』とすごくわくわくしました」 ――台本を読んだ時の感想は? 渡邉「どんな子たちが出ていて、どういったお話かというのは知っていたのですが、改めてしっかり読んだ時に、『一つ一つのせりふが本当に素敵だな』って。胸に刺さるといいますか、"言葉の持つ力"みたいなものを改めて感じましたし、何より演じさせていただくルリカちゃんが本当に夢に向かって真っ直ぐで!『その真っ直ぐな思いがすごく素敵だな』と思ったので、『この素敵なせりふをしっかりと大事に演じられたらいいな』と思いながら読ませていただきました。また、出てくる子たちが本当に個性豊かなので、『みんなで演じた時にどういった化学反応が起きるのかな』といろいろ考えたりもしていました」 冨田「初めて読ませていただいた時、たくさんの大切なことを思い出させてくれるお話で、すごくまぶしく感じて泣きました(笑)。実際に自身がアイドルとして活動しているということもあると思うのですが、夢に向かってみんなで1つずつ乗り越えていく姿というのは本当に心動かされましたし、同時にそのきらめきをどんなふうに表現しようかと思いながら読ませていただきました」 渡邉「分かる!泣くよね~。自分たちも"アイドルが好きで、アイドルになって..."という経験を経ているからかもしれないんですけど、重なる部分がいっぱいあるし、"アイドル"に絞らなくても、何か1つのことをやりたいと思って目指している人にとっては、本当にグッとくるポイントがいっぱいある作品だと思う!」 ――互いの役について「似ているな」と思ったところは? 渡邉「(冨田が)『もう、ドンピシャだな』って思ったところは、圧倒的にセンター適性があるところですね。実は、初めて(冨田)菜々風ちゃんを知ったのは、SNSの動画サイトを見たのがきっかけなんですけど、たまたま流れてきたアイドルグループのパフォーマンス映像を見て、『とんでもなく歌も上手で、すごいオーラを放ったセンターがいるな』って思ったことがあって。しばらくそれが菜々風ちゃんだって気付かないまま、最近≠MEさんのアカウントに『いいね』してたらあの映像が出てきて、『あの動画、あなた(冨田)だったの?』ってびっくりしたんです!ずっと知らずに、一緒に撮影していたという...(笑)。アンズちゃんはルリカちゃんが憧れるくらいキラキラしていてアイドルになるきっかけを与えてくれる存在なので、そのアンズちゃんを冨田菜々風ちゃんがやるっていうのは本当に意味があると思いますし、彼女だからこそ放っているオーラとか輝きが間違いないものだったと思うので、一緒にW主演をやらせてもらう相手が菜々風ちゃんでよかったなと思います」 冨田「それこそ私も(渡邉は)ルリカそのものだなと思っています!ルリカはムードメーカーで、みんなを自然と笑顔にできちゃう才能のある子だなと感じていたんですけど、美穂ちゃんもふとした時にみんなを笑わせてくれたりして、本当にルリカと似ていると思います。撮影の合間に私がすごく不安になっていると『私が全部守るから』と言ってくれて、その時に抱えていた不安がぱぁっと晴れたんです。でも、その直後に『アンズちゃん、ありがとう』と言われるところを、『ユズハちゃん、ありがとう』と言われて...(笑)。そんなところも(ルリカと)重なって見えました」 ――互いの印象は? 渡邉「初めてお会いしたのが本読みとかダンスの振り入れをした日だったんですけど、すぐに『私はこの子とすぐに仲良くなれそう!』って思いました。振り入れがすごく早く進んで難しかったりして、私は結構パニックになっていたんですけど、踊る時は隣の位置でシンメ(シンメトリー)になることが多かったので、一緒に振り入れしている時はすごく心強かったです。というもの、『ずっと明るいんだろうな』っていうのが初対面から伝わってきて、『多分、この子は大変なことでも笑顔でやってのけちゃうタイプなんだろうな』って。だから、『この子とだったら撮影も大丈夫だろうな』って思ったので心強かったです」 冨田「私も全く同じ印象でびっくりしています!撮影を通して、感じていた魅力がより深くなったという感じですね」 渡邉「(冨田は)感情を作ったりする大変なシーンもたくさんあったと思うんですけど、アンズちゃんとの向き合い方というのは本当にプロフェッショナルだなと思いましたし、『見習いたいな』と思うところがたくさん見つかりました」 冨田「連続ドラマにレギュラーで出演させていただくというのが初めてだった私に、美穂ちゃんは、その都度『こうしたらいいよ』と本当にナチュラルにアドバイスをくれて!多分アドバイスとして言っているつもりではないんだろうと思うんですけど、私が不安になりやすいタイプだから、かけてくれる言葉全部がアドバイスになっているという。だから、一緒にいるだけで不安がなくなって心を安定させてくれる存在でした。アンズとルリカが運命的に出会ったように、私と美穂ちゃんも運命的なものがあるのかなと感じていました」 ――撮影はいかがでしたか? 渡邉「本当に雰囲気のいい現場でした。みんなでこの素敵な作品を作り上げていこうっていう気持ちがすごく強くて!ミュージカルにも出演されていた方もいらっしゃって、ダンスの振り付けで困った時はいろいろ教えてもらったり、アドリブを入れると『ルリカちゃんなら、そういうこと言いそう』って言ってくれて、本当に助けられました」 冨田「『本当に初めまして?』と思うくらい仲が良いです!」 渡邉「お互いがちゃんと意見し合って、いい掛け合いとかもできましたし、本当に楽しかった。本当の学校の友達という気がして...」 冨田「これからもずっと一緒に走り続けていってしまうような感覚がありました(笑)」 ――アイドルはファンを元気にする存在ですが、お二人の元気の源は? 渡邉「家族と過ごす時間ですね。だから、休みの日とかちょっと時間があったらすぐに実家に帰ってみんなに会いに行っちゃうくらい一番好きな時間です」 冨田「応援してくださる皆さんが一番の元気の源です。ライブの時やイベントなどでかけてくださる何気ない一言にも信じられないくらい大きなパワーをもらっているので、いただいたぶん私も皆さんに倍にしてお返しできたらいいなと思っています。応援してくださる皆さんが『いつも元気をもらっているよ』と言ってくださるんですけど、私自身も皆さんから元気をいただいているので、この素敵な関係をこれからも続けていけたらいいなと思っています」 ――最後に視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。 渡邉「この作品は"周りの仲間と手を取り合って、一つのことを成し遂げることの素晴らしさ"を教えてくれますし、ルリカちゃんやアンズちゃんをはじめ、登場人物のみんなを見ていると、きっと勇気や元気をもらえるお話になっていると思います。そんな中で、踊っている時のみんなが何よりキラキラしていて、『スクールアイドルって本当に素敵だな』というのを改めて感じられたので、ぜひそこにも注目していただきながら楽しんでいただけたらと思います」 冨田「仲間と一緒にいろんな出来事を乗り越えていく姿に、観てくださる皆さんもきっとパワーや勇気が湧いてくると思うので、皆さんの心の中に残り続ける作品になったら嬉しいなと思います。ぜひ楽しみにしていてください!」 文=原田健 撮影=中川容邦
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