球場で異例のアナウンス「キョウカン」 他の選手はフルネームも…話題の名前読み上げられず
台湾代表の吉力吉撈鞏冠の名前が話題に
チャイニーズ・タイペイ代表の吉力吉撈鞏冠捕手は21日、「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」スーパーラウンドのベネズエラ戦に代打で出場し、空振り三振に倒れた。予選では名前の呼び方が話題になったが、東京ドームでは「キョウカン」と異例の苗字のみでアナウンスされた。 【写真】侍J戦で金髪ヘソ出し…台湾のボールガールが「攻めてる」と話題 吉力吉撈鞏冠は台湾の少数民族であるパイワン族の民族名。アルファベットだと「Giljegiljaw Kungkuan」と表記される。現地の読みに近いものでは「ジリジラオ・ゴングァン」などと表記されるが、日本のテレビ局の中継で「キチリキキチロウ・キョウカン」と呼ばれ、話題になっていた。 この日、東京ドームで行われたスーパーラウンドでは、英語と日本語の両方でアナウンスが行われた。6回から登板した元オリックスの張奕投手は英語では「ジャン・イー」、日本語では「チョウ・ヤク」とアナウンスされていた。 他の選手は全てフルネームでアナウンスされていた。吉力吉撈鞏冠が代打で登場した際には英語アナウンスは「ジリジラオ・ゴングァン」と現地読みに近いフルネームでアナウンス。しかし、日本語では「キョウカン」のみ。「キチリキキチロウ」とはアナウンスされなかった。
Full-Count編集部