21世紀最も“ダーティー”なCBコンビ? 黄金期バルセロナを潰しにかかったペペ&セルヒオ・ラモスの記憶
カード枚数で見るダーティーな選手ランクTOP5入り
今月8日、今夏のEURO2024にも出場していたポルトガル代表DFペペが現役引退を表明した。 ペペといえば、暴れん坊DFとのイメージもあるかもしれない。トップレベルのセンターバックだったことは確かだが、相手アタッカーとトラブルを起こすこともあった。 そんなペペの引退に合わせ、少し変わったランキングを紹介したのが英『GIVE ME SPORT』だ。同メディアはイエローカード、レッドカードをもらった枚数から、『21世紀最もダーティーだった選手』をランキング形式で紹介している。 ペペはそのランキングで5位に入っている。キャリアでもらったイエローカードの数は210枚、レッドカードは17枚だ。 4位はユヴェントスやバルセロナで活躍したMFアルトゥーロ・ビダル(イエロー226枚・レッド12枚)、3位はバルセロナなどで活躍した元ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(イエロー236枚・レッド14枚)、2位は同じく元ブラジル代表のMFフェリペ・メロ(イエロー254枚・レッド25枚)。 そして1位はペペとレアルでコンビを組んでいたDFセルヒオ・ラモスだ。その枚数はイエロー268枚、レッドが29枚となっており、ラモスも21世紀を代表する暴れん坊DFだ。 ラモスとペペがレアルでコンビを組んでいた頃は、同じラ・リーガのライバルであるバルセロナが1つの黄金期を迎えていた。リオネル・メッシを中心としたジョゼップ・グアルディオラ率いるバルセロナは驚異的な強さを誇り、レアルはそれに対抗すべく超アグレッシブな守備を見せていた。そんなレアルの最終ラインを統率したのがラモスとペペの2人で、かなりハードにバルセロナ攻撃陣を止めにかかっていたのも印象的だ。 カード枚数だけで見るならば、この2人は21世紀で最もダーティーなセンターバックコンビということになるか。
構成/ザ・ワールド編集部