【蒲郡ボート PG1クイーンズクライマックス】岡田光広の“超イイ値”は平山智加 つかんだ上昇への糸口
プレミアムG1「第13回クイーンズクライマックス」。岡田光広記者は今日も抗う。18号機との呼吸も合ってきた11R4号艇の平山智加(39=香川)を超イイ値に指名だ。 日中は10度を超えていても、トライアル戦が始まるころには極寒のピットになる。全国的にインフルエンザも流行中。参加選手たちには体調管理に十分に留意して、ベストコンディションで戦い抜いてほしい。 トライアル1回戦。11R4号艇の平山は4カドから差して3着だった。 「1マークはガラ空きだったのに…。緊張して手が離れてしまった」 これが初戦の怖さだ。幾度となく修羅場をくくってきた平山でもそうなるのだから、この12人は相当なプレッシャーの中で戦っていることが分かる。 2連対率トップの18号機。チルトをマイナスに下げての前検日は「納得のレベルではない」と辛口ジャッジ。結果的には0度に戻してトライアル初戦へ。 「取り付けが周りよりも低かった。チルト0でもみんなのマイナスくらい。機歴簿を見直したとき、歴代の人がみんな0度にしていたのが分かりました」 この気づきが上積みへの光明。ここからのペラ調整で雰囲気が一変する。 「何となくだけど、調整途中から良くなってきた。伸びも少し良くなった」 本格化への糸口をつかめたのは大きな収穫だ。抽選の結果、2回戦も4号艇での戦いとなった。スタート時の風景はしっかり焼き付いている。緊張もほぐれただろう。11年ぶりの女王奪還へ、第2回大会の覇者が大胆ショットを放つ。 【岡田の買い目】11R、4カド引いて縦横無尽に。<4>から<1><5><6>BOX。 ◇岡田 光広(おかだ・みつひろ)1976年(昭51)3月14日生まれの48歳。3日目は仕事前に仲間たちとサウナ納め。果たしてデトックス効果は?