阪神がDeNA戦力外・楠本泰史と契約合意発表
阪神は16日、DeNAから戦力外となった楠本泰史外野手(29)と契約合意したことを発表した。嶌村聡球団本部長(57)が明かした。 【写真】楠本泰史が元日に家族の前で立てた誓い 先輩・梶谷に説かれた〝自分軸〟の心構え 楠本は大阪・吹田市出身で、東北福祉大から2018年のドラフト8位でDeNAに入団。2022年には94試合に出場し、いずれも自己最多の71安打、6本塁打、26打点を記録。今季は18試合で5安打にとどまった。 阪神にとって手薄な左打ちの外野手で、貴重な左の代打としても戦力に見込まれる。嶌村本部長は「打撃に秀でた選手で、29歳とうちにもマッチしている。大いに期待しています」と話した。 ■楠本 泰史(くすもと・たいし) 1995(平成7)年7月7日生まれ、29歳。大阪府出身。埼玉・花咲徳栄高で3年春の選抜大会に出場。東北福祉大では大学日本代表の4番も経験。18年ドラフト8位でDeNA入団。19年には史上7人目となる代打逆転満塁本塁打を記録。通算405試合、打率・224、12本塁打、79打点。180センチ、85キロ。右投げ左打ち。