ドルトムント、シュトゥットガルトのアントン&ギラシに興味? いずれも移籍金は34億円程度と報道
ドルトムントが今夏シュトゥットガルトの主力メンバー2人の獲得を狙うかもしれない。ドイツ紙『ビルト』が伝えている。 ドルトムントは今季11シーズンぶりにチャンピオンズリーグ決勝に進出を果たすも、ブンデスリーガでは5位フィニッシュと期待以下のシーズンに終わった。今夏では契約が満了のMFマルコ・ロイスやマリウス・ヴォルフとマテウ・モレイといった右サイドバックの2人の退団が発表。また、同じく契約切れに迫るDFマッツ・フンメルスの去就は不透明となっている。 そんな中、『ビルト』はドルトムントはフンメルスの退団に備えて、その後釜として今季2位のシュトゥットガルトのDFワルデマー・アントンの獲得を検討していると報道。昨夏から主将を務める現在27歳のセンターバックは今年1月に2027年までに延長した契約には2000万ユーロ(約34億円)程度で行使可能の解除条項が盛り込まれているという。 またドルトムントは先日、FWセバスティアン・ハーラーを放出し、シュトゥットガルトで公式戦30試合30ゴールを記録した28歳FWセルー・ギラシの獲得を目指すとの報道も浮上。こちらも契約上2000万ユーロで獲得可能と伝えられている。 なお今月1日に長年スカウトを務めたスヴェン・ミスリンタート氏がテクニカルディレクターとしてドルトムントに復帰。同氏はシュトゥットガルトのスポーツディレクター(19年4月~22年11月)としてアントンやギラシらの獲得を担当していた。