【福岡ボート(サマータイム)一般】小池公生 何としても勝率を上げたい
<3日・福岡ボート・初日> ここから巻き返す。小池公生(37)=福岡=は初戦となった初日3Rで不利枠を克服できずに大敗。ただ、「ターンマークに寄り過ぎて当たってしまった」という1周1Mで大きな不利を受けながら、道中は4番手争いに顔を出すほどで負けてなお強しの印象。決して下を向く必要はない。 機力も上々。前検はいつもの快速仕立ては鳴りを潜めていたが、「行き足が良くて、しっかり回転が上がっている。伸びも相手次第では強め」と気配は一変。「ボートがいいおかげもありそう」と良艇効果も感じ取っており、反転攻勢の機運は高まっている。 A1に復帰して意気揚々と臨んだ前期(昨年11月~今年4月)は、1月に当地とびわこで立て続けにFを切ってしまった影響でB2まで降格。だからこそ、リスタートとなった今期(5月~)は並々ならぬ思いで臨んでいる。「A級まであと一歩なんで、何としても勝率を上げたい」 現在勝率は5.28とどん底からはい上がってきただけに、初日の6着スタートぐらいは意に介していない。「足的には十分に巻き返せると思っています」。何としても一期でA級の称号を取り戻すためにも、辛酸をなめた地元でこれでもかとやり返してみせる。(森 大輔)