バルセロナ監督チャビ、韓国代表率いる可能性あったが断っていた…スペイン紙報道|ラ・リーガ
バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、韓国代表指揮官になることを打診されていたという。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 チャビ監督は今年1月に今季限りでのバルセロナ指揮官辞任を発表したが、それから数週間後に大韓サッカー協会(KFA)からオファーを受けたとのこと。同協会はアジアカップ準決勝でヨルダンに敗れた後、ユルゲン・クリンスマン監督を解任していた。 しかしながらチャビ監督は、KFAからの興味に感謝しながらも、最終的にその申し出を断ったようだ。 チャビ監督はその後、ジョアン・ラポルタ会長とデコSD(スポーツディレクター)の慰留を受けて、来季もバルセロナを率いることを決断。しかしながら先に行われたラ・リーガ第36節アルメリア戦前日会見で、「ファンは今のバルサが25年前と違うことを理解しなくてはならない」「今の監督は『この選手とこの選手とこの選手がほしい』と言えないんだ」など、クラブの財政難によって補強や成果を挙げることの難しさを説いたことでラポルタ会長の逆鱗に触れ、現在は解任間近とされている。 バルセロナでの立場がぐらつくチャビ監督だが、『ムンド・デポルティボ』は昨季ラ・リーガ優勝を果たすなどした同指揮官が、今なお市場価値の高い存在であることを強調するためにKFAからのオファー話を紹介した模様。なお韓国代表は現在、ファン・ソンホン氏が暫定的に監督を務めている。