ミサイル攻撃で65人重体 死者増加恐れ、ウクライナ
【キーウ、モスクワ共同】ウクライナ中部ポルタワ州ポルタワで53人が死亡したロシア軍による3日の弾道ミサイル攻撃で、州当局者は4日、負傷者のうち65人が重体だと発表した。死者が増える恐れがある。非常事態庁は最大5人ががれきの下敷きになっていると説明。行方不明者の捜索が続いた。 空襲警報発令から着弾までの時間が極めて短かったため被害が拡大したとの見方がある。ゼレンスキー大統領は防空と長距離攻撃能力を強化する必要があるとして、改めて各国に支援を求めた。 ドイツのショルツ首相は4日、防空システム「IRIS―T」をウクライナのために追加発注したと表明した。