「痩せたらきれいなのに」ぽっちゃり体型から激変!丸みと高さのあるヒップラインとウエストのくびれで魅せた41歳がボディコンテスト優勝
理想的なウエストのくびれや、丸みと高さのあるヒップラインが魅力の青木あかね(あおき・あかね/41)さんに、筋トレを始めたきっかけや“憧れボディ”をつくるヒントを聞いた。 【写真】青木あかねさんの丸みと高さのあるヒップライン
「筋トレを始めたのは2017年。昔からぽっちゃり体型でしたが、食事の乱れからどんどん体型が崩れ、食事管理とダイエットのためにパーソナルトレーニングに申し込んだことがきっかけです」 自分の身体が変わっていくごとに、青木さんのトレーニング熱は高まり続けていく。 「トレーニングに慣れてきた2、3年目は、ジムに住んでいるくらいの勢いで、朝は有酸素運動、夕方にトレーニング、夜も有酸素運動や別の部位のトレーニングなど、時間さえあればジムで過ごしました。今から思えば『トレーニング・栄養・休息』」の三本柱のうちの『休息』が全然できておらず、身体は硬くて、それなりの身体にしかならなかったです」 この反省を踏まえ、「自分の身体の疲労度をしっかり認識して、できる範囲のなかで行うこと。休むこともトレーニングのうち」と自身に言い聞かせ、いましめながらボディメイクを継続。2019年の大会入賞を皮切りに、ボディコンテストで優勝や上位入賞を続け、2022年の『FWJ WORLD LEGENDS CLASSIC 』ではビキニマスターズクラスで頂点に立った。 ビキニ競技をさらに追及するため、パーソナルトレーナーに転身。これまで20代から90代までにトレーニング指導を行ってきた。 「自分の競技にも、お客様の健康、また機能的な身体作りにも役立つようにたくさんの知識をつけ、インプットとアウトプットの日々です。競技用のポージング講師もしています。綺麗に見えるポージング、ウォーキングなど、世界の情報もしっかり取り入れながら、お客様に伝えられるようにしています」 そんな青木さんに、効果的にトレーニングの成果を出すコツについて聞いてみた。 「私の場合、女性らしいボディラインをつくるために全身を柔らかくすること。そのために、日ごろから柔軟性を向上させることを大切にしています。また、トレーニングでは重量を追い求めるよりも自分の可動域を広く、負荷を抜かないように、丁寧に行うこと。見よう見真似でトレーニングせず、どこを収縮してどこを伸長させるのか、しっかり考えながらトレーニングしています」 オフシーズンから大会に向けては約15㎏の減量に取り組むという青木さんに、ふだんから心掛けている食事のとり方についても聞いてみた。 「こだわっているのは『中たんぱく質、中脂質、中炭水化物』です。脂質カットや糖質カット、高タンパク質、など色々な食事方法がありますが、7年ほど試してみて、結局は全てをバランスよく摂ることが一番難しく、一番健康で効果的だと感じています。小手先のダイエット・減量テクニックでは反動が来るのは間違いなく、一生続けられる食生活なのかということを念頭に置いています。『まごわやさしいこ(まめ、ごま、わかめ、やさい、さかな、しいたけ、いも、米)』を意識するとわかりやすく、健康的なお食事ができます!」 筋トレを始める前、周囲からの何気ない一言に深く傷ついた経験が、青木さんにはある。