もっとも多忙な創業者、ジェニファー・ロペス が語る、ローンチに時間をかけた理由やJLoビューティの今後の目標 【2023年Glossy 50】
アイコン:ファッションや美容においてもスター性を発揮している多彩な人々 ジェニファー・ロペス氏は、史上もっとも多忙な美容の創業者かもしれない。 国際的な女優であり、歌手であり、また起業家でもあるロペス氏は、つねに進行中のプロジェクトを抱えている。自身の名を冠したブランド、JLoビューティ(JLo Beauty)は、そんな彼女にとってビジネスであり、情熱的なプロジェクトでもある。2021年1月にローンチしたJLoビューティは、11月にデビューしたベソバーム・ウルトラハイドレーティング・リップマスク(Beso Balm Ultra-Hydrating Lip Mask)や、2022年にデビューしたJLoボディ(JLo Body)コレクションのトラベルサイズなど、現在は11の製品を誇る。小売面では今年、リボルブ(Revolve)、Macy's.com、メイシーズ(Macy's)の一部店舗と提携し、同ブランドは流通の幅を広げた。またハイドラフェイシャル(Hydrafacial)とのコラボレーションを国際的に開始している。さらにJLoビューティはコンテンツクリエイターのコミュニティを確立、クリエイターらに舞台裏へのアクセスや特別招待、スニークピーク、最初の所有権などを提供している。 そのロペス氏がGlossyの取材に応じ、美容ブランドの創業者としての道のりや進化する美容との関係、JLoビューティの長期的な目標などについて語った。
ーーあなたはキャリアの初期からビューティアイコンとみなされてきた。美容のカテゴリーでブランドをローンチするのに、なぜこんなに時間をかけたのか?
「何年ものあいだ、私が聞かれる質問の第1位は肌に関することだった。なので、自分が学んだことを分かち合わなくてはという義務に近いものを感じていた。この夢を実現するのに20年という歳月を費やした。ブランドに自分の名前を付けるからには、すばらしいものにしなければならないと思ったから。JLoビューティは私の価値観を忠実に反映し、私が誰であり、何を信じていて、どのように生きているのかを表すものでなくてはならないため、みずから開発のあらゆる局面に関わっている。100回以上の製品開発を経て、即効性だけでなく、臨床的に示された長期的な効果など、さまざまなメリットがある処方を考案している」。