白石聖“美の暴力”がすぎる…一方、見逃せない「違和感」とは? ドラマ『潜入兄妹』第2話考察レビュー
竜星涼と八木莉可子がW主演を務める日本テレビの土ドラ10『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(日本テレビ系)が放送中。今回は、反社会的組織・幻獣の幹部の1人、”朱雀”の正体が明らかとなった第2話のレビューをお届けする。(文・浜瀬将樹)。【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】 【写真】白石聖の色気がヤバい…貴重な未公開写真はこちら。ドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』劇中カット一覧
新たな『占拠』シリーズの繋がりが?
第1話のエンターテインメント性溢れる強烈パンチで、視聴者の心を奪った『潜入兄妹』。第2話以降でどんな仕掛けをしてくるのか? 放送前からワクワクして待っていたが、ピョンとそのハードルを飛び越えてきた。 詐欺集団「幻獣」の玄武(吹越満)に正体を見破られた渡良瀬貴一(竜星涼)は、3日以内に5000万円を集めなければ、ハコのメンバーを全員殺すと脅される。 その後、インターネット専用くじの詐欺を画策した貴一たちだったが、ある男に目をつけられて…という展開。とにもかくにも、1時間ハラハラしっぱなしだった。 ここで疑問に思った。もちろん物語が面白いのは大前提なのだが、なぜここまで『潜入兄妹』に釘付けになってしまうのだろうか。
SNSでも絶賛された美しすぎる朱雀
本作は、櫻井翔主演の『大病院占拠』(2023)、『新空港占拠』(2024、いずれも日本テレビ系)と同じスタッフで制作されているドラマである。 両作との共通点と言えば、主人公たちの敵側となるキャストが放送まで未解禁で、1話ごとに隠されていた出演者がめくれていくところであろう。 『潜入兄妹』第1話では、玄武役が吹越であることが明らかに。そして今回の第2話では、朱雀のキャストが解禁となった。 ミニスカートにロングブーツ、左足には朱雀のタトゥー…妖艶なスタイルで登場したのは、『大病院占拠』、『新空港占拠』で岩槻(狭山)澪を演じていた白石聖だった。 SNSでも「美しい」、「美人」と絶賛の声が溢れているように、ビジュアル面はもちろん、キャラクターとしての朱雀が非常に魅力的だった。貴一を捕まえた際には、電動丸ノコギリでじっくりと追い込み、情報を吐かせようとした鬼畜っぷりにも度肝を抜かれた。