弓削智久【3】若い時にしか出せない未完成な味がある「筋肉バキバキになるのは…」
■家族4人で初キャンプ「おうちに帰りたいって…」
2022年、「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~Season2」(Hulu)に出演。このドラマは、科学犯罪対策室を創設した警察官僚・小比類巻祐一(ディーン・フジオカ)と天才科学者・最上友紀子(岸井ゆきの)、ベテラン刑事・長谷部勉(ユースケ・サンタマリア)が、「ゲノム編集」、「クローン」など最先端科学を手がける多国籍テクノロジー企業“ライデングループ”の野望を阻止すべく壮絶な闘いを繰り広げる様を描いたもの。弓削さんは、ライデングループから依頼を受ける闇仕事請負人・遠藤和馬役を演じた。 「Season1を毎週見ていたので、続編に出られると聞いてうれしかったですね」 ――ミステリアスな役でしたよね。強くて迫力がありました 「そうですね。遠藤は人としての感情が欠落している冷酷な男。最先端科学を題材としているのも面白かったですね。僕は、昔も今も家でじっとしたりしているのが落ち着かないんですよ。家族もいるし、その時に興味があるものを本気でやるという感じですね」 ――今もDJをされているのですか 「できますけど、やってないです。音楽は聞き続けていますけど、結婚してからクラブとかが苦手になっちゃって(笑)。結婚するまではよく行っていました。仕事で回したりしなきゃいけなかったので行っていたんですけど、それがサーフィンに変わっていったという感じです。夜遊んでいたのが朝遊ぶようになって健全になりました(笑)」 ――趣味のところにサーフィンとキャンプと書いていますね 「はい。先週久々にキャンプに行きました。家族4人になってから初めてです。子どもたちをテントで寝かせてみようと思ってフェスに行ったんですよ。その時に他の家族たちと合同でテントを建てて、結構寒い中、寝袋にくるまって寝るというのをやりました」 ――お子さんたちの様子はいかがでした? 「やっぱりまだ家でアンパンマンで遊んでいたかったんじゃないですか。4歳(長女)と1歳(長男)でキャンプの良さがまだわからないから、『おうちに帰りたい』って言っていました。『そりゃそうだよな。何でわざわざこんな寒いところにって思うよな。家の方がいいよね』って(笑)。一泊して帰ってきました。 うちの娘は、下手くそな司会者がずっと家にいるような感じなんですよ。ずっとしゃべっている。女の子は難しいです。僕は兄と2人兄弟なので、女の子への接し方がわからないんですよね」