リバプールがF・カルヴァーリョに対する28億円オファーを拒否…サウサンプトンから届く
リバプールがポルトガル人MFファビオ・カルヴァーリョ(21)に対するオファーを拒否したようだ。イギリス『BBC』が報じた。 2022年夏にフルアムからリバプールに引き抜かれ、1年目から公式戦21試合で3ゴールをマークしたF・カルヴァーリョ。だが、プレータイムにして640分間とポイント的な使われ方が続き、昨季はRBライプツィヒでの武者修行に出た。 だが、ドイツでは十分な出番を掴めず、今年1月からチャンピオンシップ(イングランド2部相当)のハル・シティにレンタル先を変更。ハルではリーグ戦20試合で9得点2アシストの活躍実績を残して、この夏からリバプールに戻った。 指揮官もアルネ・スロット氏に代わり、改めてポジション争いに身を投じ、アメリカツアーではアーセナル戦に続いて、マンチェスター・ユナイテッド戦でもゴール。リバプールでアピールを続ける現状だが、サウサンプトンの動きがあったという。 プレミアリーグ復帰元年のサウサンプトンは長らく関心を示すなかで、およそ1500万ポンド(約27億8000万円)のオファーを打診。だが、リバプールは完全移籍を容認する上で求める額に大きく及ばずとし、断ったそうだ。 長期休暇中の主力勢が戻ってくれば、今季のリバプールでも出番が限られうるF・カルヴァーリョだが、スロット新監督はチームが高額オファーを受け、それに応じない限り、[4-2-3-1]のシステム下で起用できる存在とみなす模様だ。 サウサンプトン以外にも興味を抱くクラブがいるというF・カルヴァーリョ。再びのレンタル移籍も最終的な選択肢として残るとされるが、いかに。
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