連敗ストップも3点差を追いつかれる…ペップ「精神的なものかはわからない」
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、フェイエノールト戦を振り返った。イギリスメディア『BBC』が伝えている。 【ハイライト動画】マンチェスター・シティvsフェイエノールト チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第5節が26日に行われ、マンチェスター・シティはフェイエノールトと対戦。44分にアーリング・ハーランドがPKを決めて先制すると、50分にはイルカイ・ギュンドアンが、53分には再びハーランドが追加点を挙げ、リードを3点に広げた。しかし、75分に1点を返されると、82分と89分にも失点し、3-3のドローに終わった。なお、マンチェスター・シティは公式戦連敗を「5」でストップしたものの、6試合未勝利となっている。 この結果、データサイト『OPTA』によると、マンチェスター・シティは75分の時点で3点のリードがありながら、勝利を逃したCL史上初めてのチームになったという。 さらに、マンチェスター・シティにとっては1989年5月のボーンマス戦(△3-3)以来、公式戦で初めて3点リードから勝利を逃したほか、グアルディオラ監督自身にとっても監督キャリア942試合目にして初めて3点リードした状況から勝利できなかった試合になるなど、衝撃の結果となった。 試合後、グアルディオラ監督は『Amazon Prime』で「3-0の時点で試合は良かったし、いいプレーもできていたけど、その後は自分たちが安定していなかったから、大量の失点をしてしまった。最初に1点を与えてしまい、それからもう1点も奪われてしまった。それが難しくなった理由だ」と落胆を口にしながら、現在の苦しい状況について次のように言及した。 「最近、私たちは多くの試合に負けてしまっている。私たちは脆弱で、もちろん勝利が必要だった。この試合は自信につながるものだったからね。いいレベルでプレーできていたけど、初めて何かが起こった時に問題が発生してしまった」 「それが精神的なものかどうかはわからない。最初のゴールは起こり得ないことだし、2点目も同様だ。その後、私たちは何が起きたかを忘れてしまった。勝利していい成績を収めたいと必死で、よくやっていたけど、試合には勝てなかった。現状はこういったものだ。私たちはいい試合をしたけど、あのレベルでは簡単に得点を与えてはならない」 「現時点でそのこと(トップ8に入るためには残り3連勝が必要なこと)について考える準備はできていない。私たちは回復をして次の試合に備えなければならない。今日のように試合に勝つことができなければ、それは難しいことだろう」
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