MLB 投手の故障急増は球速UPなど原因? 専門家が登録枠変更など勧告
大リーグ機構(MLB)が17日(日本時間18日)、投手の故障に関する報告書を公表。近年の故障急増は球速の上昇や「球質」の追求などが原因の可能性が高いと結論づけ、専門家からは出場登録選手枠の変更などのルール変更を検討するよう勧告を受けた。 MLBは1年にわたって選手や球団幹部、医師ら200人以上から聞き取り調査。今年の投手の負傷者リスト(IL)入り日数は05年から2.36倍に増え、練習での重いボールの使用やブルペンでの投球練習の強度が高まっていることを可能性に挙げた。 一方、昨季から導入された投球間の時間制限「ピッチクロック」と負傷を結びつける証拠はないとされた。