「父の500勝を目標に」高校3年まで相撲に打ち込み競輪界へ 異色経歴の2世レーサー登場/いわき平競輪
いわき平競輪場で6日から開催されるナイター競輪「S宮城C・みんなの競輪C(F2)」の前検日。初日1レースに出走する梅澤忠秀(23歳・三重=125期)に話を聞いた。(アオケイ・市川記者) 本デビューから2場所は振るわなかったものの、直近2場所はともに1着1着2着と成績を上げてきた梅澤忠秀。 「いい感じで自分の力を出し切れています。養成所では捲りが多かったけど、先行していきたい」 そんな梅澤は小学5年から高校3年までは相撲に邁進。やっている人が少ないですが、と前置きしつつもインターハイに出ている力自慢。高校も相撲の推薦で入ったとのこと。 「相撲を高校3年までやって、就職か進学かってなったときに、やっぱり競輪がいいなと思いました」 それまでは自転車には乗っていなかったそうだが、競輪選手への道は必然だったのだろう。 「父は終わった競走を見ながらアドバイスをくれます。父の500勝は簡単ではないですが、そこを目標に長くやっていきたいですね」